ホームページを作る前に決めておくべきことが、いくつかあります。
制作業者に依頼してから、検討してもいいのですが、
あらかじめ自分たちの意向を決めておかないと、
制作業者側のペースに引き込まれてしまうことも考えられます。
はっきりと決めることができなくても構いません。
あるていどの目安を立てておけば、あとの作業が円滑に進められます。
制作からその後の更新作業まで、すべてを委託するのかを検討してください。
一口にホームページを作るといっても、その作業は多岐に渡ります。
あなたの会社にホームページのことを知っている方がいる場合は、
基本デザインのみを制作会社に行ってもらい、
残りのコンテンツは自社でまかなうことも可能です。
ただし、中途半端にホームページをいじると、
デザインやデータが崩れてしまうことも危険性もあります。
その場合、修正を制作会社に依頼しなければいけないので、注意が必要です。
プロに依頼した方が、クオリティは高くなりますが、それに伴いコストも増大します。
あなたの会社にとって、何が重要なのか吟味していただければと思います。
例>>アクセサリーなどのネットショップの場合
アクセサリーをネットショップなどで販売する場合、写真の質が勝負です。
写真の腕に自信がある場合は心配ありませんが、
あまり自信がない場合にはプロのカメラマンに依頼することも検討してください。
また、一度撮影した写真は、会社案内やパンフレットにも応用ができます。
カメラマンを一日拘束して撮影を行う場合、50000円〜100000円程度の費用が掛かります。
文章の重要性
ホームページというと、かっこいいビジュアルや写真が動くフラッシュなどを
思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、最後に重要になるのは言葉の説得力です。
ほんとうに購入を考えている人ほど、ホームページの隅々まで目を通します。
文章については、第5章セールスレターの項で、解説します。
※文章については、第5章セールスレターの項で、解説しています。
前ページでも解説したとおり、ホームページには様々な形態があります。
その中で、あなたがホームページに求める役割は何でしょうか?
会社案内型のホームページであれば、10ページ〜20ページくらいのボリュームで十分かもしれません。
しかし、高額の商品を扱う場合、単なる商品の羅列では説得力が欠けてしまいます。
お客様の声を掲載したり、商品のサンプルをできるだけ多く掲載したり、
経営者からのメッセージを載せたり…、
考えられるコンテンツはいくらでもあります。
ホームぺージの役割が明確になると、全体像がある程度見えてきます。
そのことを制作サイドに伝えれば、おおよその予算の目処が立つはずです。
ホームページは、サーバーの容量が許す限り、いくらでもページを増やすことができます。
コンテンツは多いにこしたことはありません。
しかし、いたずらにホームページを増やしても、予算を浪費してしまうことになります。
すでに、何度かホームページを作っている方は大丈夫だと思いますが、
はじめてホームページを作ろうと考えている方は、
10ページから20ページくらいの小規模なホームページから始めてみましょう。
ホームページは後からいくらでも修正したり、新たなページを追加することができます。
既存のお客様にホームページを見せて、感想を聞いてから、
ホームぺージの修正を行っても遅くはありません。
予算を決めるのはともかくとして、ホームページのコンセプトを具体的に考えることは、
かなり骨が折れる作業です。
とても難解な作業であり、しかし最も重要な作業でもあります。
企画段階で、迷いや不安があるときには、ホームページ制作会社に相談をしてみましょう。
いろいろなアドバイスや提案を受けることができると思います。
しかし、ホームページ制作会社ならどこでもいいのかというと、そうではありません。
ホームぺージ制作会社の中にも、様々な種類の会社が存在します。
SEOが得意な会社、企画立案が得意な会社、セールスレターが得意な会社…。
料金形態も大きく異なります。
一口にホームページ制作会社といっても、その特徴は実に様々。
次章ではホームページ制作会社の形態を紹介し、
あなたが求めるものに応えられるホームページ制作会社を探すヒントを解説していきます。